5/21/2006

1952: The Decisive Moment

Images a la sauvette
Photographs by Henri Cartier-bresson

Simon and Schuster  1952年 Hardcover - Out of Print
Verve Paris       1952年 Hardcover - Out of Print

あまりにも有名な写真集で(世界中で最も有名な写真集と言う人もいる)

私自身 Henri Cartier-bresson に思い入れがあり過ぎて書けないでいました
でも東京では現在 札幌でも年内には Henri Cartier-bresson のドキュメンタリー映画 [アンリ・カルティエ=ブレッソン 瞬間の記憶] が上映されるので・・

この写真集の序文で Cartier‐Bresson が自分と写真について 語っています
これ以後 彼が写真について語ることがすくなく貴重な本でした
この写真集については素晴らしいサイトがあります 
その序文が全文和訳つきで紹介されています   
  http://www.asahi-net.or.jp/~NC9R-YSD/bresson-t.html


すこしでも安く状態の良い本を探して NewYork 中の古書屋さん歩きをした思い出の1冊です
結局今はもう閉店したいつもいつも無理なお願いをした古書屋さんが見つけてくれました 今だとネットで探せますが あの頃よりもっと高価になってしまいました


フランス版の裏表紙&中の写真がみれます
 
http://www.pictobook.net/article.php3?id_article=52
 
http://foto-fahl.com/index.html?


マグナムフォトでこの写真集に載ってる写真がみれます
Photographer→Henri Cartier-Bresson→Book→The Decisive Moment
 http://www.magnumphotos.com/Archive/C

Cartier-bresson は名前が示すようにスーパーブランドCartier の親戚です
木村伊兵衛が1957年 Cartier-bresson を訪ねた時のこと
パリでは忙しい Bresson がブロアにある彼のシャトー(城)に連れて行ったと「僕とライカ」の中で記しています
ただ反骨精神旺盛の彼は若い頃から 世界中を旅し NewYork でも数年過ごしています この NewYork の事務所で働いていたのが
Helen Levitt です
第二次世界大戦中は大半ナチスドイツの捕虜となるが脱走を試み三度目に成功後 レジスタンスとしてナチス占領の記録写真班を設立(
マグナム -ラッセル・ミラー著より)
大戦前のパリで友人だった Robert Capa ・David Seymour(Chim) ・George Rodger とフォトエージェント Magnum の設立者として2004年8月に亡くなるまで 多大な影響力を持ちました

2008年12月追記:
上記の序文のページがなくなったみたいなので http://www.geocities.jp/tomosan_e/hcb.htm を参照ください 
このHPは The Decisive Moment の全てが見れます